FLAT ARK終了!
この三ヶ月、、FLAT ARKの開催の為に全エネルギーをこれに使ってきました
仕事の訳でもなく、
お金の為でもなく、
では何の為?BMX業界の為!?
いやそんなおおざっぱな物では無い。
世界大会を日本でやりたかったから?
いや、これでもなく、
ここ数年、何かが足りないと思いつつもBMX RIDERとして活動してきた。
何かが足りない。それは何?これがわからなくてずっと考えていました。
僕が一目惚れで始めたBMX FLATLANDは、14年前も今も何も変わらないはず。
でも何かが変わっていると思った。
今のライダー(僕含め)は、勝ち or 負けしか考えれない。。
勝てる技、決まる技、確かに昔よりもSHOW要素は近くなったが、
14年前とは明らかに違っていると感じる。
出場者全員がエントリーする事に意味を持ち、
負けた悔しい思いを残しつつも、楽しんでいた。
僕が高校生の頃は、そういう大人が格好良かったし、憧れでもあった。
僕たちの憧れたライダーは、決して表彰台に乗っているライダーと=では無かった。
今となっては、表彰台の奪い合い、技のけなし合いのオンパレード。
競技としては良いかも知れない。
業界が大きくなっているから絶対こういう事が起きるんだとそう思っていたが、
結果違った。
僕が始めた時とは明らかに違った。
そういう今の業界を変えたかったし、出場者全員で沢山笑って欲しかった。
今回は、最高の仲間で大会運営をし、最高の仲間をジャッジに集め、
最高の仲間が出場した、まさに最高の状態で開催したコンテストだった。
これで何も感じなければ!これで答えがでなければ!これで皆変わらなければ!
僕の中でも開催する迄は自問自答していた。
自分の仲間、スポンサー全てに協力を得て、
自分が正しいと思う方向にしか進めなかったこのFLAT ARK。
『これこそが俺の思う、BMX FLATLAND!!』
何も嘘の無い、リアルで最高のレベルで、最高のステージで、
なのに、真剣と楽しさと悔しさが凄く近い感情で..........
個々にベストは尽くすが、負けてもステージに立てた事がハッピーで........
そんな相手を尊敬しあえる感情で.......
そんな最高の舞台を作りたかったです。
FLAT(平らな)ARK(箱船)
その結果、
決して俺一人では無く、
皆で作りあげたFLAT ARKは、沢山の笑顔を生んだ!!
感動あり、笑いあり、そして興奮ありの2日間は、
14年前の懐かしいBMX FLATLANDシーンを思い出した。
誰が一番か!?
そんなのは、二の次いや、三の次である。
この笑顔と友情に勝る物はない。
FLAT LANDとは、平らな地面で出会った無数の友情だと思う。
全員が尊敬し合って、どのスタイルでも共存出来る世界を作りたい。
沢山の先輩達から俺に向けられたメッセージ、
『BMX FLAT LANDが一番格好良いって証明しろ!!!!!!!』
ラジャーっす!!